第七進攻 ヘルボロフ的王来編考察
第六進攻はこちら
始めに
3か月近く更新をストップさせてしまい、すみませんでした。
言い訳としては別ゲーが楽しかったり、大会が開かれないからデュエマのモチベーションが低かったりと色々ありますが、ある程度書きたいことも書ききったし、失踪してしまおうとも考えてました。しかし感想というものは偉大なもので「カードゲームあんまりわからないけど見たよ」の一言で一気にやる気が復活し、再開に至りました。
前書きが長くなりましたが、これからも見守って頂けたら幸いです。あと感想も欲しいな
王来編によって生まれたデッキたち
超天編の反省としてある程度カードパワーが低めだった十王編とうって変わって次々にイカレカードたちが収録された王来編第一弾。20周年ということもあり既に強力な新デッキが開発された。それぞれのデッキの具体的な強みなどはそこらのYouTuberが解説してくれるので、ここでは今後の環境でよく見るであろう新カードたちを見つつ、ヘルボロフデッキでの対策を練っていこう。
「正義星帝」<鬼羅.Star>
ただいま絶賛高騰中のカード。文明指定無しの4コストという非常に範囲が広い踏み倒し能力を持つうえ、殴り返しにくい8500というパワーライン。更に4コスト以下にターン終了時にアンタップ(このブログでは警戒と呼ぶことにします)とブロッカーを付与する等強い所を上げればキリがない。発売当日からデッキが組まれ、既に環境の一角を担うカードとなっている。
ヘルボロフ的対策
幸いなことに踏み倒しを行うので「百発人形マグナム」の刺さりがいい。また、「九番目の旧王」やスレイヤーを複数付与したクリーチャーのバトルで下敷きごと除去すると相手の動きを大きく制限できる。アタックすることを主体に置いたデッキになるので、「非道の鬼 ゴウケン斎」の刺さりも良い。
聖魔連結王 ドルファディロム
アルファディオスとドルバロムをくっつけたら8コストになって破壊対象が相手だけになったよ!しかもEXライフまで付いて進化しなくてよくなってSAが付いて・・・と、何言ってるんだお前レベルでの魔改造を受けたクリーチャー。5cマゲドンの中核をなす1枚。
ヘルボロフ的対策
いくら蘇生が得意なヘルボロフといえど、この火力を2回も打たれると流石に厳しい。パワーマイナスでの除去も13500の高スタッツの前ではなかなかに難しい。
こいつが出てくる前にウェルカムヘルを立てておくのは必須、できればヘル・オア・ヘルを立てておいてデスゴロスとデスシラズ∞で複数回除去を狙おう。
デーモンハンドや秩序の意志が軒並み封じられるため、出されたら早めに潰しておこう。
龍風混成 ザーディクリカ
サイクリカが強いのにこいつが弱いわけがない。更にEXライフで除去耐性も得るとなれば尚更だ。前述のドルファディロムと合わせて5cマゲドン躍進の立役者。
ヘルボロフ的対策
パワーが低いことが幸いしてこいつの除去はそこまでしんどくない。ただし問題はこいつが場に出ている時点で十分すぎるほどのアドバンテージを取られているという点だ。
百発マグナムで呪文の踏み倒しを牽制したり、ゴキーンなどで強力な呪文をあらかじめデッキに戻しておくなど出てくる前に準備をしておくことが大切だ。
とこしえの超人 検問の守り 輝羅
通称とこちゃん。墓地からの蘇生が封じられる上、ドラグハートの展開も封じられるためデッキコンセプトが根本から否定されてしまう。メタカードゆえの軽コストで気軽に展開される上、とこしえの超人はパワーが4000もあり生半可な除去は通らない。
ヘルボロフ的対策
出されたらヘルボロフ最大の強みが無くなってしまうため、低コストの除去を多めに入れておくことが大切だ。特に今までの環境はデスゴロスの2体除去で十分なデッキが多かったためメインデッキでの除去は控えめな傾向にあった。とはいえ黒いカードを適当に漁ればこいつらを除去するカードは簡単に出てくるはずだ。
強いぞ!ヘルボロフ強化パーツ
そんな第1弾からかっ飛ばしてる王来編だが、当然ながらヘルボロフにも恩恵はある。次からはヘルボロフ的注目パーツを見ていこう。
滅界の魔将 バフォロメア
今弾再注目カード。Gストライクにパワーマイナスが付いてるだけでも嬉しいのに、場出しすれば全体に-3000が飛ぶ。コスト5なのでウェルカムヘルから気軽に飛ばせるという点も評価が高い。とりあえずで採用していい1枚。
混晶 リゲル-2
ベルヘルデスカル並みの回収範囲にとこしえの超人と相打ちが取れるマッハファイター。更にササゲール付きと派手さはないが恐ろしいアドバンテージを稼ぎ出すカード。緑をタッチしないと使えないものの、デッキの潤滑剤としておおいに活躍してくれるはずだ。
これからのヘルボロフ
新弾が出て環境が大きく変わった今、皆様のヘルボロフデッキも大きく変わる時が来たと思われる。ただ環境トップ候補が多く、デッキAを見るとデッキBに負けるという状況が発生している。そこで次回は新環境対応型の私のヘルボロフを紹介しつつ、今環境のヘルボロフのあり方を考察していく。
王来編第2弾が出るまでには仕上げようと思ってるので、楽しみに待っていただけたら幸いだ。